2011/02/13

GAEでエラー?

Google API Expertが解説する Closure Libraryプログラミングガイド

Closure Libraryの本を読んだせいか、ひさしぶりにプログラミングがしたくなったのでGAEの環境を立ち上げてみた。

LinuxでもGAEのlauncherを起動する方法が上の本に書いてあったので、その通りに設定したら、すんなりlauncherが立ち上がった(wxPythonのバージョンを見間違えて2.8ではなく2.6を入れたら、バージョン違いで起動しなかったのは内緒)。

とりあえず、サンプルのアプリケーションを作成して起動までは問題なかったが、Browseボタンをクリックしてブラウザーからアクセスするとエラーメッセージが表示された。



/usr/local/google_appengine-1.4.2/google/appengine/tools/dev_appserver.py in _HandleRequest(self=)
3232 sys.exit(1)
3233 version = GetVersionObject()
3234 env_dict['SDK_VERSION'] = version['release']
3235 env_dict['CURRENT_VERSION_ID'] = config.version + ".1"
3236 env_dict['APPLICATION_ID'] = config.application
env_dict = {'REMOTE_ADDR': '127.0.0.1', 'REQUEST_METHOD': 'GET', 'SERVER_NAME': 'localhost', 'SERVER_PORT': '8080', 'SERVER_PROTOCOL': 'HTTP/1.0', 'SERVER_SOFTWARE': 'Development/1.0'}, version = None
: 'NoneType' object is unsubscriptable
args = ("'NoneType' object is unsubscriptable",)
message = "'NoneType' object is unsubscriptable"



バージョンを読み込んでいるあたりがエラーになっていることはわかるけど、エラーメッセージで検索してみたが、参考になりそうな情報は見当たらなかった。エラーになっているあたり(3233行から3236行まで)が他では参照されていなさそうだったので削除してみたらエラーは出なくなって、サンプルのアプリケーションは実行できるようになったので、とりあえずはこのままにしておくことにする。

2010/05/18

本を買った理由を記録

数年前までは、本を買うきっかけは、本屋で面白そうな本を見つけた場合というのがほとんどでした。たまに、新聞の広告で見つけて買うこともありましたけど、その場合も本屋で実際に確認してから買っていました。そういう買い方をしているときは、その本をどうして買おうと思ったのかは、しばらく時間がたった後でも、覚えていられました。

最近は、いろいろなWebサイトで紹介された本を買うことが増えました。その場合、実際に本を見ないでAmazonで注文してしまうことも多いです。実際に見ないで買った場合、どうして買おうと思ったのかを、あとで思い出せないことが、しばしばあることに気がつきました。歳をとって記憶力が落ちているせいもあるとは思いますけど、実際に手に取って選んだかどうか、の違いも大きい気がします。

Amazonで注文する場合には、どこで見つけてどうして買おうと思ったのか、を記録しておくことで、あとでその本を読む時に、読もうと思ったポイントをわからない、という間抜けなことを避けられますね。

2010/05/12

Ubuntu 10.04でTrackPoint

Ubuntuの10.04からhalを利用しなくなったため、TrackPointの設定方法が変更されています。Webブラウザなどでスクロールするのに不便なので、こちらのサイトを参考にして設定してみました。

  1. /usr/lib/X11/xorg.conf.d/20-thinkpad.confをエディタで開く。もともとは存在しないため、新規作成になります。
  2. 以下の内容を書きこみます。
Section "InputClass"
    Identifier "Trackpoint Wheel Emulation"
    MatchProduct "TrackPoint"
    MatchDevicePath "/dev/input/event*"
    Driver "evdev"
    Option "EmulateWheel" "true"
    Option "EmulateWheelButton" "2"
    Option "Emulate3Buttons" "false"
    Option "XAxisMapping" "6 7"
    Option "YAxisMapping" "4 5"
EndSection
設定を終了したら、Xを再起動する、とありますので、念のため再起動したところで無事に真ん中のボタンをクリックしながらTrackPointでスクロールできるようになりました。

    2010/05/11

    Google日本語入力

    Google日本語入力がオープンソースになりました。Chronium OSへの対応が第一優先ということで、いまのところはLinux版のみ、公開されているようです。Ubuntuの9.10と10.04で動作を確認しているみたいです。

    さっそく、 こちらの手順を見ながらUbuntu10.04環境に導入してみたところ、特に問題もなく動いてしまいました。このエントリーを書いているのは導入したばかりのGoogle日本語入力です。まだ、たいして入力していませんけど悪くない気がします。

    前提がibusになっていることが個人的にはちょっと厳しいです。にも書きましたけど、変換モードがトグルなので、いまのモードを意識しなくてはいけなくて、なかなかなじめません。Ubuntuのデフォルトがibusになっていることから、Google日本語入力がSCIMに対応することはないような気がするので、ibusが変換モードのオンとオフをそれぞれ別のキーに割り当てられるようになるとハッピーなんですけど…

    jQueryのサンプル

    jQueryのtwitterで、いくつかのテクニックのサンプルがあるページが紹介されていました。

    • 属性付きのセレクター
    • サイトの構造
    • イベントのバインド
    • コールバック
    など、よくまとまっていて参考になりました。

    特に、複数の属性でのセレクターはいろいろなところで使えそうです。

    たとえば、ボタンやリンクをクリックされたコールバックで中で状態を判断するのではなく、事前に属性(たとえばnameなど)に特定の値を設定しておくことで、そもそも呼び出すコールバックを割り振ることも可能になりそうです。

    2010/05/07

    CDや本の次は?

    前回に引き続き「電子書籍の衝撃」について、です。



    前回のエントリーで、音楽(CD)、本の次はなにか、と書きました。そこでCDや本に特有で、他の商品には見当たらない属性を考えてみました。

    ・同じカテゴリーの商品を繰り返し購入する
    同じカテゴリーの商品を何度も購入することで、そのカテゴリーの影響度が発生するわけで、何度も購入できない商品の場合、マイクロ・インフルエンサー(MI)が発生できないのではないかと思います。たとえば、不動産や自動車の場合、通常はせいぜい数回の取引の経験しかないわけで、ある程度の一般性のあるMIが出てくるのは難しいと思います。

    ・同じものを購入できる
    MIが購入したのと同じ商品を購入できないとMIの意味がなくなってしまいます。CDや本の場合、基本的に同じものが購入できます。

    ・1つ購入すれば何度も利用できる
    食料とかの場合、食べてしまったら、また購入しないといけません。CDや本の場合、通常の利用方法では何度も利用できます。どんなに気に入っても、同じCDや本を10枚あるいは10冊購入する人はあまりいません。

    ・デジタル・データとして処理できる
    CDにしても本にしても、パッケージはともかく、内容はデータとしてデジタル化できます。デジタル化できるということは、物理的な輸送が不要になります。

    こう考えてくると、「電子書籍の衝撃」の最後の方にあったように、映画あるいは映像コンテンツが次になることは避けられないように思います。音楽や本は、これまではプロしか作成できなかったコンテンツの公開あるいは提供が、セルフ・パブリッシングなどでアマチュアでも可能になってきましたが、映像も同じようになるんでしょうか。YouTubeなどで一般の人が作成したコンテンツが公開されているようですが、音楽や本に比べると、まだ差が大きいようです。音楽の場合のDTMソフトだったり、本の場合のブログのように、一般の人が簡単に映像コンテンツを作成して公開できるように仕組みが必要だと思います。

    音楽、本ときて映画では、音楽鑑賞、読書、映画鑑賞という履歴書の趣味の欄みたいで芸がないような気もしますが、そういう一般的な趣味だからこそ、電子媒体にする意味のあるボリュームが期待できるということなのかもしれません。

    では映像コンテンツの次は、となると…ここまで整理はしたものの、いまのところはさっぱり思いつきません。

    2010/05/05

    「電子書籍の衝撃」


    「電子書籍の衝撃」と読んだ。非常に刺激的な内容だった。

    とりあえず、読みながら考えたことを箇条書きにまとめておく。

    1. プラットフォームの重要性
    2. 音楽(CD)、本の次はなにになるのか?
    1.は、たとえば本であれば、いかにベストセラーを生み出すのか、というのも重要ではあるが、「商品を売るプラットフォーム」を考えるのも非常に重要ということ。

    2.は、この本の中にも、映画の例が紹介されているが、他にも既存のモデルが崩壊するビジネスがありそうな気がする。