Ubuntu 10.04のインストール
Ubuntuの10.04が出たので普段は使っていない環境(ThinkPad T42)に入れてみた。
普段、使っている9.10の環境で、なぜかUSBのスタートアップ・メディアの作成ができなかったので、家にあった9.10のCD-ROMで一度9.10をインストールしてからアップグレードしようとした。9.10からupdate managerで10.04にアップグレードしようとしたが、release notesを読み込めない、とかエラーが出て失敗した。これは、どうやら参照先をメインサーバーに変更すれば解決するらしい。エラーになったのは4/30なので、いまは起きないかもしれない。
9.10を入れたばかりの環境なので、アップグレードでなくてはいけない理由もないから、10.04のISOイメージをダウンロードして、CD-ROMに焼いて新規インストールで成功した。
デフォルトのGnomeではユーザー・インターフェースはかなり変更されている。色はともかくクローズや最大化のボタンが左に移動しているのは慣れるまで時間がかかるかもしれない。
ネットワークの接続ツールが変わっていて、9.10では無線LANにうまく接続できていなかったが、あっさり接続できたのはうれしかった。
10.04の環境でインストール後に手を加えたのは以下の2点。
- Lubuntuへの変更
- iBusからSCIMへの変更
$ sudo aptitute install lubuntu-desktop
で必要なモジュールを導入したところ、chromiumが導入されたみたい。
1.は変換onを「カタカナ/ひらがな」キーで、変換offを「無変換」キーに割り当てたいんだけど、iBusでは無理そうなのでSCIMに変更した。この設定は、「半角/全角」キーでon/offを交互に切り替える設定とは違って、いまはどちらのモードにいるのかを意識する必要がないので気に入っている。
$ suto aptitute install scim scim-anthy scim-bridge
で必要なモジュールを導入して、「設定」>「Language Support」>「キーボード入力に使うIMシステム」にscim-bridgeを割り当てればscimに変更される。
これもインストールした環境で書いているが、いまのところ特に問題はない。しばらく、9.10と10.04の環境を平行で使うことにする。
2010/05/08に追記
日本語Remixが公開されたのでダウンロードして、試しにUSBのスタートアップ・メディアを作成してみたら、特に問題もなく成功した。ならば、と10.04のスタートアップ・メディアも試したら、すんなりと成功してしまった。このとき失敗したのは、なんだったんだろう?