作業時間の記録
最近読んだ「スピードハックス」とかによると、生産性を上げるには、事前に作業時間を見積もって、実際にかかった時間と比較するといい、とありました。いいと聞くと、すぐに試したくなってしまう私としてはさっそく、と思いましたが、なかなかいいツールが見当たりませんでした。そういうサービスを提供しているWebサイトはいくつもあるみたいですけど、客先の名前とかを社外のツールに入力するのはちょっと抵抗があったりします。
適当なツールが見当たらなかったので、とりあえずExcelで一行に作業名と見積もった作業時間、開始時間と終了時間を入力すると、見積もり時間と実際にかかった時間の差を計算するような表を作成して、しばらく試してみました。確かに慣れないことをしているせいか、作業に集中できるような気がしました。いままでだと、なにか作業をしながらでも、他に思いついたこと、たとえば調べ物とかに気づくと、ついそちらの作業を始めてしまって、元の作業がどこかにいってしまうことがよくありました。それが、気づいた作業はメモするかExcelに記録して、元の作業を続けるようになって、割り込みが減りました。
一方、Excelだと当然のことながら、いろいろと不満な点がありました。一つは、並び替えが簡単にできないことです。作業を記録する順序と実行する順序はかならずしも同じにはならないため、次にどの作業するべきなのか、が簡単にはわからないため、いちいち考えなくてはいけないです。終了した作業がそのまま残っているのも、次の作業を簡単には見つけられない原因の一つです。これからしなくてはいけない作業と終了した作業が簡単に区別がついて、自由に並び替えができるようなツールがあると便利そうなんですが、見当たらないです。